市場
昨日の朝、いつも通り成田市場に行った時のことです。
なじみのしげおさんが「今日はいいカキはいったよ。待ってました」と
いつになく張り切っています。私は「OK行きましょう。う〜〜〜〜ん30個」と
ついつい張り切り返してしまいます。おまけに「ワタリガニもひっさびさに入ったよ」
「OK全部行きましょう」などとマンマといろいろ買ってきます。
少し過剰というのは重々わかってるんですが、これが料理人として、抑えがきかないんです。
同業の方ならウンウンってわかるかもしれません。
ということで、店では神田くんが山岸さんにカキの安全な開け方講習をしています。
つい10か月前までは流血に流血をかさねて血だらけでカキの開け方をまさに、カ・ラ・ダで
覚えた神田くん、そのカ・ン・カ・クを後輩に伝えています。
見事に開けられた小さなカキの身はぷっくり、ホントによく太っていて、海のミネラルを
たっぷり含んでいます。新鮮でおいしさの証である周りのびらびら(エッジのところ)も真っ黒
です。食べたらもう最高です。海に飛び込んだような世界が広がり潮のうまみが
口いっぱいに飛び込んできます。