その他

小嶋です。
今日も澄み渡るような青空がひろがっている富里です。

さて、昨日は私休み返上でユーカリが丘佐倉市)にあります。ホテルで
開かれたシンポジウムに出演してきました。
「食の安全と安心」というテーマで東京の福島屋というスーパーの会長さん(先週の
NHKのプロフェッショナルで出た方)、
高知県有機野菜の自然塾をされている山下さんと、私小嶋の3人がそれぞれの
思いを30分ずつ語り、その後休憩をはさんでのディスカッションという内容
でした。主催は「ユーカリが丘」のデベロッパーである「山万」さんで、ここは
すごいところです。普通こういった分譲住宅というのは20年〜30年たつと
人口の構造が変わり、お年寄りばかりになり、その後はだんだんと人口も減り、街
自体がすたれてくるものです。しかしながらこの山万さんは一年に200戸しか出さず
ほぼ40年たった今もまだまだ新しい人が家を購入されている、といった魅力的な街
づくりをしているのです。驚くことに自前で電車を走らせたり学校を市に寄付したりと
とにかく住みよい環境づくりに取り組んでいらっしゃいます。少し前にテレビ東京系の
カンブリア宮殿にここが紹介されていました。要は40年近くたってもまだまだ人口が
増え続け、常に住民サービスを家を売った後にもきちっとしているという、日本でも
極めて珍しい会社です。
今回は「食」という観点からこういった企画が生まれたわけでして私は「イタリア的な豊かさ」
というテーマで、自分がイタリアに3年間住んでいた時の体験談などを中心に熱く語って
しまいました。気がつくとあっという間に持ち時間終了の時刻です。というか過ぎてました。
私の話が長過ぎたのか、はたまた前の方の話が伸びてしまっていたのか?????
とにかくこのままでは100人以上の方の予定がずれてしまいます。
というわけでなんとか強引に話をまとめて終わらせました。
その後のディスカッションでは質問コーナーで「原発」とかの話しが出て、少し話題がディープに
なりましたが、司会の方がうまくまとめて頂き、めでたくお開きとなりました。
こういったシンポジウムは私にとっても初めての経験でしたが、本当いい勉強に
成りました。ご清聴下さった皆様にはこの場を借りて感謝したいと思います。

それではまた。