[スタッフ]小嶋です。

 本日は「三陸産アワビのパイ包み焼きアスパラガスと香草たっぷりのバターソース」をご紹介します。
 この料理の特徴と言えば、ズバリ、アワビとパイという主役とアスパラガスとパセリソースの食感と香りのバランスです!!
 生地にバターを折り込む作業は、全部で6回です。寝かせては伸ばして、折込の繰り返しです。生地は生きてますから1年を通して温度、湿度も全く違うので、その時の生地に一番良い寝かし時間、伸ばし加減を調整しながら作ります。

 アワビは柔らかく蒸して、1cm位にカットしたものと、ホタテ、生クリーム、卵白、カイエンペッパー、そして塩昆布を加えたムースを、パイ生地に包みます。

 ソースは海草を食べているアワビにピッタリの青臭い位のパセリを効かせたソースを合わせます。

 パイ包みの料理というのは本当にヨーロッパの文化の芸術だと思います。サクサクの生地にナイフを入れたとたんに広がる、バターの香り・・・これにアワビを合わせたトキオネーゼな一品は、常にメニューに置いてあります。