小嶋です。

食材シリーズ2回目です。
突然ですが、僕がジャガイモフェチだってことは皆さんご存知ですか?
数ある野菜の中でも、ゆでてよし、焼いてよし、煮てよし、そしてフライや
焼いてもよしのジャガイモは世界中の料理に使われる万能選手です。


イタリア料理でもお肉のローストに付け合わせとしてだされるコントルノ
の中ではもっとも頻度の高いものですし、肉以外に魚とも相性バツグンで
こんな八方美人な付け合わせってなかなかいない気がします。
こうして付け合わせや具材の一部として使われることの多いジャガイモですが、
フライドポテトはこのサブ的な役割でなく自己主張できる唯一の料理ではないでしょうか。
僕も子供の頃から大好きなこのフライドポテト、イタリア修行中にオーストリアとの
国境近くの街にいたときは、バスを待つ間バス停でこればかり食べていたことを
思い出します。


そんなジャガイモフェチの僕は日本に帰ってきてからも、美味しいといわれるジャガイモは
すべてといっていいほど食べました。
食べて、食べて、食べ続け、、、、たどり着いたのが今使っている
“インカのめざめ” です。
COZIMAでは北海道産を使用していますが、黄色く色づいた光沢のあるボディー、
そしてさつまいもを思わせる強い香り、ねっとりしたあのうまみはまるで栗のようです。
このポテトはやはりお肉の付け合わせとして、さらにはランチの野菜プレートなどで
登場します。