青森八戸の旅〜2〜

小嶋です。三沢空港からはレンタカーで八戸まではおよそ40分です。
ホテルには4時過ぎに到着、すぐにイタコに電話をしてこれから行く
旨を伝え、住所を確認したのですが、いきなりの大アクシデント勃発です。
「ぬじょうねしざわ」という強烈ななまりを全く聞き取れず、5分くらい
ねばったのですが、結局あきらめ、観光協会に問い合わせをして根城西沢
にむかいました。途中イタコさんの夕食を買ってくるようにとの指示どおり
肉なしのサンマ弁当をかっての訪問となりました。
家に着くと大音量で水戸黄門を見ていたイタコさんのOサン、しばらくして
白装束に数珠をもってなにやらはじまりました。長い時間をへてついに母との
対面を果たし、父も私も母からの忠告をたくさん聞くことができました。

その後八戸市内のお店で地の料理を出しているところを聞いて、行ってみました。
おもしろかったのは、せんべい汁です。お吸い物に本当にせんべいをいれるんだそうです。
あと、いちご煮です。うにとアワビをたっぷり入れたおすいものです。
うにを生でなく火を入れて食べる、しかもお吸い物という発想がとても
刺激になりました。こういう地の料理との出会いは本当にたのしいものです。

翌朝は魚市場付近にある有名な朝市にいきました。いやあ、やっぱり朝市はいいもの
ですね。そこに住んでいる人たちの活気を感じますし、食材も新鮮で、安くて
とても豊富です。
 東北は魚種が少ない、というイメージがあったのですが、そんなことはなく
かに、サバ(最高に脂がのってふとっています)、ヒラメ、イカ、キンキ、タコ・・
なんでもいます。
 早速新店舗での取引していただける魚屋さんをみつけだしました。
 近いうちに八戸の魚介類が登場予定です。皆さんお楽しみにしていてください。
 
 その後時間がたっぷりあったので、八食センターという大きな市場にもいきました。
ここはいわゆる観光名所なのですが、面白いのはそこで買った食材を炭火で食べられるコーナー
があり新鮮なイカ、サンマ、牡蠣、ホタテなどを焼いて舌鼓を打ち、最高に幸せを
感じてのランチとなりました。やっぱり炭火はいいですね。

 その後家に着いたのは7時過ぎ、今回の旅では母との再会とともに八戸の
海からの恵みをたくさん感じることができ、また今後の新店舗での仕入れ先も
見つかり、たぶん母が導いてくれたんだと思いますが、今後にもつながるとても充実した
旅でした。