小嶋です

最近は師走の忙しさで、長い間ブログがアップ
できずにすみませんでした。前回から少し時間があいてしまいましたが、
富里野菜と生ハム、パルメザンチーズのスパゲッティーをつくるようになった
いきさつをお話したいと思います。

ここ富里は本当に野菜天国で、毎日のようにすばらしい野菜が
入ってきます。そのため前にもましてメニューにしめる野菜の比率が上
がってきています。
あまりの新鮮さゆえ、ついついとりすぎてしまうこともしばしば、
その上、大家さんから「白菜いる?」
と聞かれ、つい「はい」といってしまったりで目の前にはと山積み白菜と
大きなかぶが並んでいました。
こんなにもらってしまって、この野菜をどうやってつかおうか・・・・・・・・・
10分ほど考えて、ふと思いついたのです。
「そうだ、あれをここでやろう」
以前青山時代からお出ししていた野菜と生ハムのパスタです。
ふつうの一人前の半分くらいのパスタ量にその倍くらいの野菜を鍋で
いっしょにゆでていくそのパスタは自分らしく、そして富里らしく、
ぴったりのメニューだと直感しました。
その日のランチからさっそくメニューに載せてみました。
スパゲッティーをゆでる7分の間に12〜13種類の生の野菜を同じなべで
ゆでていくこのパスタは野菜のゆで時間を逆算してそれぞれの野菜にあった時間で
ゆでていきます。ゆでたての野菜の香りを生かし、さらにゆでたてのパスタ
の香りをいかしたい、それがこのパスタができたきっかけです。
出来上がったパスタを大きなパスタなべに盛り付けて上からパルメザンチーズと生ハムを
トッピングして引き立ての黒こしょうと南イタリア産のエクストラバージン
オイルをたっぷりかけていざ、お客様の待つテーブルに運びます。
ここではあえてお客様自身に取り分けていただきます。
パスタを持ち上げたときのあの、なんともいえない香りを楽しんでいただくと
同時に野菜を目で楽しんでいただきたいからです。
おかげさまで好評のこのパスタを食べに一日2回来た人や

「ほんとに1000円でいいの?」

なんてうれしいコメントも何度かいただきました。

今日も当然メニューにのってます。
皆さんコジマへお越しの際はぜひこのパスタをお召し上がりください。