小嶋です

みなさんお元気ですか?

私は昨日、NP0 富里のほたる 理事長の草野孝江さんに御案内いただいて

ほたる見学に行ってきました。

夜の7時15分に富里市内のコンビニで待ち合わせをしてそこから一分の場所

でもうほたるがピカピカ光っていました。

私自身ほたるをみるのは、うまれてから3回目で14年前にイタリアのマルケ州

で見て以来のことで、今回は娘とスタッフの神田君の3人での見学となりました。

富里ではヤツダと言って、田んぼの周りを小高い木に覆われているような、そういう

立地が多く、市内50か所で正真正銘の天然のほたるの観測が確認されています。

ほたるの里によっては繁殖させてから放流というようなところがほとんどらしく

自分のいる町がそんなに豊かな自然のある場所だとは・・・・・

改めて感動しました。

ほたるの光はそれはそれは幻想的な美しさで、娘も掌に何度も何度もとっては

観察していました。

草野さんいわく、光が1つなのはメス、2つなのがオスなんだそうです。

娘はもうほたる博士、といった感じでオスメスをすぐに判別できるようになったくらいです。

ほたるの美しさを横目に草野さんたち、NPOの方々の活動の話を聞いたのですが

それがまた感動しました。

この活動は東京から移住してきた草野さんが富里の自然の尊さを様々な人たちに

伝え、さらにはこのような活動を後々に引き継いでほたるの環境を守っていく

という理念に基づき、様々な人との心の結びつきをい通してたくさんの人の大変

大きな努力やボランティアによって、成り立っているということです。

実際昨日行った田んぼも休耕田を借りうけて、山道のような通路はすべて草野さん

たちが切り開き、さらに自作の橋を通し、竹の筒で作ったランプシェードで道を

通る人の安全まで配慮されています。

ほたるがよく見えるのは年4回ボランティアの人たちが大変な御苦労をされて、

草刈りをして見る、環境を整えているからです。

自分もこの富里イタリア料理の素晴らしさを伝え、自作の野菜や

自作の店作りをコンセプトにお金の力ではなく人の力でイタリアを表現する、

そしてお店にかかわるすべての人の幸せを目指す、という大きな理念があります。

ほたるを通しての草野さんとの会話の中に、たくさんの勇気をいただいた気がします。

みなさんの中で、もしほたるが見たい、という方がいらしたら草野さんは大歓迎で

御案内して下さるそうです。今は小さめの平家ボタルがあと2週間、といったところだそうです。

詳しくは草野さんが本当に丁寧に案内してくださるので・・・・・・

「子供さんに是非ほたるを見せてやってください」という言葉が印象的でした。