小嶋です

みなさんお元気ですか?

私は昨日、千葉そごう初となる、イタリア展での料理デモンストレーションに
言ってきました。

明日で一周年記念の当店ですが、このような催事はほんとに久しぶりです。
ちょうど昨年の今頃、新宿伊勢丹のイタリア展での講習会以来です。

夏ごろからお話を頂き、千葉でもイタリアを知ってもらうのにいい機会ですし、
自分自身にもいい経験ができると思い、二つ返事で引き受けた仕事でした。

ただ、全く初めての場所で、初めての人を相手に、初めて会うスタッフさんと
一発本番の料理をお出しするというのは本当に緊張します。
たとえば,
冷蔵庫どこですか?
塩あります?
ダスターは?
バットは?
お皿はどこですか?
みたいな感じです。たいがいこういうのって、塩、こしょうの場所の確認から
始まるので私はなるべく早く伺うようにしています。

昨日もまずは久しぶりにお会いする大先輩というか大御所のIシェフがイートインのレストランに
おられるのがわかっていたのでまずは御挨拶、その後スタッフのおばさま3人衆との顔合わせ、
さらにはイタリア展にいらしているなじみの同業者の人たちとびっくりの再会などであっという間に
1時間は過ぎていきます。

さてそろそろ始めなきゃ、というところでスーパーサプライズです。
な、な、なんと南青山時代のスタッフの、谷口さんが某店の売り場にて売り子として
頑張っているではありませんか。

彼女は珍しい経歴の持ち主で、高卒と同時にある人の紹介でこの道に入ったのですが、
持ち前のガッツとねばりでいつの間にか店の主的存在まで上り詰め、素晴らしい存在感を
出していました。彼女の成長のなかには汗と涙なしには語れません。cozimaの生き字引的
存在の彼女はその後、アルマーニに移り、今では、表参道のオフィチーナ ディ エンリコという
レストランにいます。今年の初めにも富里まで遊びに来てくれました。

世間話や元スタッフの話など近況報告を谷口が、いつものように一方的に話をしている間に
そろそろ時間です。

「イタリアの代表的食材を使ったコース料理」これが今回のテーマです。
オリーブオイル、生ハム、バルサミコ酢、パルメザンチーズ、アンチョビ、モッツアレラチーズ
など誰もが知っているイタリアらしい食材、調味料でのデモンストレーションは40名の一般のお客様
と一時間の講習、試食とかなりタイトな内容です。しかし一期一会がモットーの私は本当にすべての
エネルギーを出すかのような勢いでエンジョイしました。

第2回目の前にはまたもや谷口が現れ、相変わらず一方的(90%)に話していて元上司の私は完全な受け身
です。時計に目をやり「そろそろだな」との一言でやっと逃げ切り、会場に戻った時は始まる直前でした。

2回目の会も全力投球で、終わった時にはかなりのへとへとップリでした。

それにしてもイタリア展は華やかで楽しいイベントですね。
今後の日本でのイタリア料理のさらなる発展のため、さらにはイタリアの素晴らしさや楽しさを
日本の方に知ってもらい、より豊かな生活のために、千葉でももっともっとこういったイベントで
もりあがったらいいと思います。
そして私も微力ながら尽力していきたいと思う今日この頃です・・・・・・・

それからヘルプの佐藤シェフ、この場をお借りして御礼申し上げます。
本当に昨日は助かりました。ありがとうございます。