仕込み
小嶋です。
なんだか最近お盆のせいか少しバタバタしていまして
ブログの更新も毎日は出来ずにいます。
楽しみにしていて下さるみなさん、申し訳ありません。
なるべく時間を見つけて更新していきたいと思います。
さて、本日は当店のアルバイトのYさんが育てたバジリコが
大量に入荷致しまして・・・・・
というわけでお約束のバジリコペーストを作りました。
日本では「ジェノベーゼ」という名で親しまれていると思いますが
なぜか私が周ったイタリアでは「ジェノベーゼ」という言葉は一度も
聞きませんでした。基本的に「ペースト」と言われることが多かったようです。
なぜなのか?不思議です。私はイタリア20州のうち半分の10州、13件のレストランで
働かせてもらいましたし、中でも「バジリコペースト」の本場リグーリアでも
フランス国境のベンティミーリアと、トスカーナとの州堺のアメーリアにいましたが
自分の記憶では「ペースト」と言っていた気がします。
ちなみにフランスでは「ピストゥー」というようです。
話がそれましたが、私の作り方は極めてシンプルです。
おそらくこれ以上シンプルな作り方をされるシェフはいないかもしれません。
まずミキサーにオリーブオイルとニンニク、塩、ごく少量の水を入れてまわします。
きれいに混ぜ合わさったら、ちぎったバジリコを加え、なるべく摩擦熱をかけないように
なるべく少ない回転でなめらかなペーストになったら出来上がりです。
すぐに氷をあてたボールで冷やし変色を防ぎます。
ゴムべらで混ぜながら塩加減を決めて出来上がりです。
さあ、明日からはどんな形でこの「ペースト」が登場するか・・・・・
今晩ゆっくり考えてみます。
それではまた。