またまた小嶋です。

 ホームページのリニューアルも無事終わり、次は夜のグランメニューのリニューアルを考察中です。メニューというのはお店の顔であり、お客様へのメッセージであると思います。その店のメニューを見れば、どんなコンセプトでどんな店なのかある程度は予想がつきます。私共COZIMAは、2001年のオープン時から、お客様の視点でどうしたらわかりやすくお伝えできるかということを考え、大きな字で簡潔な表記を心がけてきました。そのため、あえてイタリア語も省き、左側に素材、右側にそのその調理法や副材料などをのせて、選びやすくしているつもりです。ただ、もっとワクワクするような楽しい内容にしたいと思うようになりました。自分自身、毎日レストランで仕事をしていて、かなり慣れているにも関わらず、初めて行くレストランではなかなか緊張します。そしてその店、その店にあるルール(例えば、おしぼりが先だとか、メニューが先だとか・・・)に合わせてメニューを選び、飲物を選び、食事を進めるわけですが、特にメニュー選びに関しては、なかなかリラックスして楽しんでそれができないというのが、ほとんどの方の実情ではないかと思います。少なくとも、ボクはそうです。例えば、当店では外国のお客様のために英語のメニューも用意してありますが、言葉だけでは表現の限界もありますし・・・COZIMAにいらしていただいた方には、メニュー選びからどんな人にも楽しんでいただきたいのです。場所がレストランという、不慣れで誰かに招待されたご年配の方でも、小さなお子様でも、外国のお客様でも、メニューと同時にサービスされる付き出し(夜はご予約の方に限り、7種の付き出しが出ます)とお飲物を楽しみながら・・・もうそこから非日常のわくわくを感じてほしいのです。レストランとは、心と体を癒す、そんな意味の語源があるそうです。