昨日のメニューについての続きですが、メニュー選びをリラックスして楽しんでもらうためには、その店のメニューのシステム(プリフィックスなのか、アラカルト中心なのか、おまかせ主体なのか、又は併用なのか)、価格などをわかりやすくすることが大切です。
 今考えている新しいメニューは、ナント全て写真入りにしようと思うのです。自分自身、レストランでメニューを決めるのに本当に困ってしまうことが度々あり、いつも写真があったらいいのに・・・と思うからです。しかし、ファミレスやチェーン店の安っぽいイメージがあるのでは・・・という意見もあるでしょう。しかしそれはこちら側のイメージであり、実際にメニューを選ぶのはお客様なのです。ファミレスは小さな子供からお年寄りまで、幅広い層の家族を対象としているため、本当によく考えたメニューを作っています。彼らのターゲットとコンセプト、そしてメニューはすごく統一されていて、そして低価格帯の方からしっかりと食べる方まで、しかも24時間の店もあり、サービスは大きくブレることなく、何百、何千というチェーン展開をしています。
 何もボクがそれをしたいのではなく、高級店でもその良さを取り入れてもよいのでは、と思うのです。時代はどんどん進化して、10年前の価値観と今の価値観では違ってきていますし、何よりも自分は自分の価値観を信じて、異文化である西洋料理をわかりやすく日本のいろんな人たちに紹介して、クチーナトキオネーゼを楽しんでいただくためのツールとして、メニューをわかりやすくしたいのです。ボクはそのことを理解してくれるスタッフたちと今、写真、レイアウト、メニューそのものの形や大きさなど、あらゆる面で勉強しています。多分、数週間でできる仕事ではないと思いますが、ゼッタイにいいものを作っていきたいと思っています。
 そこで、皆さんのご意見やアイディアなどありましたら、是非教えていただきたいと思います。あそこのメニューがよかっただとか、こんな風にしたら面白いのでは・・・など何でもけっこうです。お客様の生の声をお聞かせ下さい。