小嶋です。今日は、たばこについての話をしたいとおもいます。
現在COZIMAでは、お客様からのご予約時に、(Tel・メールともに)喫煙される方がいらっしゃるかをお伺いして、その上で、タバコを吸う方・吸わない方のグループに分けて、配席させていただいております。通常よくあるような固定されたゾーンをスモーキング・それ以外をノースモーキングというような分け方でなくその日の日でお客様お客様のシチュエーションがあり、その日その日でタバコを吸う方吸わない方の数がまちまちであり、上下階あり、お客様のなかにもそれぞれお好みの席があり、一概にはゾーンでくくれないなどの理由からです。
タバコに対する社会の冷ややかな視線から、全館禁煙にするお店もでてきてるかとは思いますが、(実際当店でも吸わない方がほぼ80〜90%であり、2〜3年前よりも増えてきている感じはします。)
ただ、吸われる方にとっての、食後の一服は、本当にたまらない安らぎであり、それをお店の枠にはめて、本来リラックスしてもらうはずなのに、逆にストレスになってしまうのは、かつてタバコを吸っていた僕には理解できます。
しかしこれだけタバコに対しての考え方が変化してきている今日では店側としては、大部分をしめる、吸わない方への配慮があってしかるべきだと思うのです。なぜなら配席を決めるのはお客さんではなく、店側がするのですから。まず基本なことはどんなお客様にも不快な気持ちにさせてはいけないということです。ですから予約の時、特にお電話の場合はタバコについてや、場合によっては、少しだけ来店動機、つまり利用される目的がお打ち合わせなどの接待なのか、プライベートなバースデーの集まりなのか、さらにはご家族でのラフなお食事なのか、はたまた結婚前の両家初顔合わせなのか・・・・
やはりそれに相応しい席わりというのが必要になってきます。場合によっては座った席によって、不快な思いをさせてしまうこともあるでしょう。
なかなか完璧で、どんな方にも100%満足できるというのは難しいかもしれません。ある人によってキッチンのそばの席は良い席であっても、別の人にとっては、イヤな席かもしれません。そういうことをこちら側が出来る限り察して、お客様それぞれにとって、我々のベストを尽くして行きたいと思います。
万が一、不都合な配席というものが出て来た場合にはできる限りの気配りと誠意を持って、それに対処していきたいと思いますし、それこそが御持て成しの心であると思います。