小嶋です。

 こんにちは、小嶋です。今日は三島の広川さんからたくさんの野菜が届きました。広川さんは2〜3年前からお付き合いのある農家さんで、都内のレストランでもけっこう使いたい人が多く、うちも本当に無理を言って分けてもらっています。小さなニンジンやカブ、ラディッシュなどは土つきで来るので、それによって野菜自体の香りもガードされていて、毎朝ゆでる前まで洗わないようにしています。
 今は、小松菜やターツァイ、菜の花などの葉野菜もすごくおいしくて、COZIMAではそういう普通火を入れて食べるものもサラダとして生で出しています。ドレッシングとよく絡んで、ほのかな苦味と甘味があり、体がほしがるうまさです。このサラダを食べてしまうと、もう他のサラダは食べられないくらいです。
 広川さんのおばあちゃんとは話しが合って、いつも長話しになってしまいます。作っている人もボクたちの感想とか、自分の作ったものがどう使われているかすごく気になるようで、そういったコミュニケーションによって、お金とかじゃなくて、本当のやりがいを感じると思うんです。人に喜ばれることをするというのは、何も我々サービス業だけでなく、農家の人も同じなんだと思います。広川さんに感謝の気持ちを忘れずに、そして苦労が詰まった野菜たちをもっと大切に、もっと価値を上げてお客様に満足してもらう、それがボクたちの仕事だと思いますし、今年こそは三島の広川さんの畑に行って、みなさんにもうちの野菜の生まれ故郷をご紹介したいと思います。