COZIMAには社員の他に、アルバイトで働いているスタッフがいます。COZIMAスタッフとして働く期間は数週間〜数ヶ月で、1年のうち、何人ものアルバイトさんが仲間入りしては別れ・・・を繰り返しています。今日は、先日まで私たちの仲間としていっしょにがんばってくれていた、木村くんと上河内(読み:カミゴウチ)くんの紹介をしたいと思います。
 ふたりは料理人のタマゴで、都内の調理師専門学校に通いながら、COZIMAのキッチンにも通っていました。まず、体ががっちりしていてゴハンをモリモリ食べる木村くん。みんなで賄いを食べるとき、木村くんのお皿だけ、これでもかというくらいてんこ盛りにするのに、数分後何事もなかったかのように「ごちそうさまでした!」。そんな木村くんは約7ヶ月間、キッチンスタッフを助けるべく、野菜をきれいに洗い、魚を下処理をし、次々に下がってくる何枚ものお皿を洗い、小嶋シェフや先輩たちの「宴の下の力持ち」的存在としてがんばってくれました。もうひとり、最初なかなかみんなに名前を覚えてもらえなかった「カミゴウチ」くん。去年12月、1年で最も忙しいクリスマスシーズンに入り、専門学校を卒業する今年2月末まで、彼はサービススタッフとして手伝ってくれました。主な仕事はバーカウンター内で飲物やデザートの後に出すカフェを作ること。又、バーカウンターはトイレの場所に近いので、トイレがきれいかどうか常にチェックする役割も担っていました。
 ふたりとも素朴で、まだまだ経験も浅くて、若さゆえの不器用さもありました。時には何度も注意を受け、怒鳴られたりもしました。だけどひたむきで、一生懸命で、みんなのために、お客様のために、いつも元気よく出勤してくれたのでした。COZIMAスタッフは彼らを弟のように思っていたので、いなくなってしまった今、なんだかさみしい気持ちが残ります。
 別れはいくつ年をとっても慣れない、さみしいものです。これからもいろんな人がCOZIMAスタッフとして仲間に入り、それぞれの新たな目標に向かって巣立っていくと思います。お客様だけでなく、仲間との出会い、それから思い出も大切にしていこうと思った今日この頃でした。
 木村くん、上河内くん、本当にありがとう。お疲れ様でした・・・