谷口です。

イベント当日!!
小嶋シェフ「よし、これでお客様をおもてなしする準備は整った、
30分だけ皆体を休めよう。」
「谷口は、今日はもう上がってもいいぞ!!その代わり、お客様としてイベントに
参加して、お客様の立場で楽しんで、感想を聞かせてほしい。」

私「ほっほんとですか??」自分のお店で、しかもイベントにお客様として
参加出来るなんて!!と、胸をワクワクさせながら参加する事になりました。



太田さんのセミナーと共にスタートです。

【ワインは農産物であり、加工物でもある】なんという単純明快な言葉なんだろう、
と思いました。そして私の周りにはたくさんのワインがあって、ワインと出会う
チャンスがあります。
太田さんはそれぞれを飲んでみて、美味しい!と思ったワインが、たまたま丁寧に
作られたワインだったとおっしゃってました。
そこが、ただ売りたいだけのワインではない、という説得力だったのだと思いました。
そこに参加していたお客様が皆、惹きつけられるのは他でもない太田さんの豊富な知識、
それから強い思い入れのあるワインを造った生産者の気持ちをとても感じていること、

この二つに嘘がないのが話している姿を見るだけでも伝わってきたからなんだ、
と思いました。
太田さんにとってのこのワイン達を、COZIMAでお出ししている料理一皿一皿に
置き換えてみれば私達にも同じことが言えます。

生産者が作る材料、料理人が創り出す料理。
どの思いも、私達サーヴィス人には情熱を持ってお客様に伝える義務があるのです。
その事を改めて実感しました。 手を抜かない、嘘のない素晴らしいセミナーでした。


いくつかイベントの様子を写真で紹介したいと思います。


一つ一つ丁寧に説明する太田さん。

鹿児島産黒毛和牛のカルネサラ―ダ 落とし卵とパルミジャーノ・レジャーノ

“三島”広川さんより届いた冬のカブと、シチリア
オリーブEXヴァージンオイルのリゾット

あっ思わず先に食べてしまいました。甘酸っぱい紅玉のタルトタタン

自分自身は、今回の主催者側であり、参加者でもあるという、
貴重な体験をさせて頂いたので、この体験を今後のサービスに生かせるように、
常にお客様の立場で、物事を考えられるよう、努力していきたいと思います。