湯浅です。

9月上旬、夏休みを利用して久しぶりに「雪印チーズ研究所」に行ってきました。


http://www.yukijirushi-cheeseclub.com/knowledge/made/laboratory/

研究所は長野県との県境、清里に程近い山梨県北杜市小淵沢町にあります。
前に一度、チーズの勉強にと行ったことがあったのですが、今回はただただ
「チーズが食べたい!」という気分で、ふらっと行ってしまいました。
ここは雪印が約30年も前からチーズの研究を行っているところで、
雪印の独自のチーズはここで開発されています。
みなさまもよく御存じのお酒のおつまみ「さけるチーズ」もここで生まれました。
ここで作られるチーズはいわゆるフランスの伝統的な匂いの強いチーズなどではなく、
「日本人が大好きな、日本人向けの食べやすい」チーズを作っています。


さて私の研究所滞在記ですが・・・
*ここからおじさんが登場しますが、リアリティを出すため山梨弁にしています。
研究所につく前、せっかく清里が近いんだからとソフトクリームを食べてしまったのが大失敗。
昼過ぎに行く予定だったのが、気がつけば夕方に・・・
研究所につくと前回行った時と同じ案内してくれるおじさんに「今日はおわったずら」
と痛い一言。
これでもか!と、いかにも残念そうなオーラをかもし出す私をみて、
「ほんじゃぁせっかく来てくれたもんだしそのまま帰すのもわるいじゃんね、
せっかくだしチーズくってけし!」となんとも嬉しい一言を頂きました。
「すぃませ〜ん・・(涙)」と中に案内していただき、「食べたいチーズいえし!
うちのチーズ喰わんとだめずら!」とおじさん。
「ではこれとこれと…これ…い…いいですか??」。
するとおじさんは全種類を持ってきてくださいました。
お皿には青カビ、白カビ、ゴーダ、パルミジャーノなどなど…。
どれも食べやすくてとっても美味しいんです。
チーズを食べながら、おじさんはチーズの作り方やカビの種類などいろいろと
熱く語って下さいました。
ほんとにチーズ好きなおじさんは、今は月に一回東京農大で講義もしているそうで、
「こんどまた東京いくし、こーし(来なよ)!」といっていただきました。
もうおじさんの優しさに感動してしまいました。
「淡雪」という出来たてのオリジナルのチーズをお土産で購入し別れを告げ
いつまでも手を振るおじさんを涙涙で去っていく私でした。
みなさん、もし山梨に行く機会がありましたら、ぜひ一度足を運んでみてはいかがですか?
またチーズ好きなお客様。
COZIMAもフランス、イタリアからのチーズが沢山あります。
ぜひいらした際に召し上がってみてくださいね。