料理

小嶋です。

今日はミラノ風カツレツをご紹介いたします。

通常カツレツは薄く延ばしてパン粉をつけて焼くのですが

今回はどうしてもこの素材の持ち味である柔らかさを生かしたくて

あえて3〜4センチの厚切りにして骨をつけて旨味を残した

調理法を用いています。

そもそもこの素材は私が高校生の時同じサッカー部でMFとしてセンター

フォワードの私に常に絶妙なキラーパスを供給してくれていた木内君の

育てる豚肉です。ここ冨里のすぐ近くの東庄町というところで生産されています。

サッカー部時代に時々お泊りさせて頂いたときの彼の家で飲む井戸水が妙に美味しかったのを

よく記憶しています。この豚たちもあの水で育ったのだと思います。

COZIMAではローストやグリルなど様々な調理法を試してきましたが私の好みとしては

今回のカツレツは一番のお気にいりです。

このあつさの肉を焼くには通常ならオーブンを使って焼くのが普通ですが

やはりカツレツは直火に限ります。さすがに分厚いこの肉は中まで火を入れるのに

相当な時間と手間を要します。

しっかりと衣をカリっと焼き上げなおかつこげない

ように弱火で焼き油をかけながらつきっきりで20分くらいかかります。

さあ、出来上がりはルコラや近くの田んぼで摘んできたクレソン、父の作る新玉ねぎ

などのサラダをシンプルに付け合せます。なかは衣にガードされたお肉がその厚さで

よりジューシー感が出ています。

ミラノ風カツレツって時々むしょうに食べたくなるんですよね。(笑)

超シンプルなのに・・・・・・不思議な魅力がある料理ですね。

それではまた。