小嶋です。11月のこのブログでアメリカからの牛肉の輸入再開についての苦言をかきましたが、はやくもボクのイヤな予感が的中してしまいました。しかも政府ははじめに輸入再開ありきというところから、ことを強引にすすめてしまったようで、やはりこういう大切な問題にかんしては国というものが見切り発車をしてはいけないのではと,痛切に感じます。


我々食べ物屋も、まず、美味いことよりもなによりもお客様の安全を第一に考えるべきだと思います。食べ物を提供するということは,ある意味、人の命を預かることであり、もしなにかのまちがえが万に一つもあってはいけないのです。このことを山田chef(リストランテ ヒロ)や、日高chefから教わりましたし、自分の店のスタッフにも、しつこいぐらい言い続けているつもりです。
 仕入れている食材も、できるかぎり、どのような素材なのかということをメニューに表記してお客様に安全と安心をお届けしたいとおもいます。さらに、そのお皿のバックにある生産者の方のこだわりや、気持ち・・・といったところまでお伝えすることによってよりおいしく、豊かな時間を過ごしていただけるとおもうのです。私達cozimaは常にそのことを大切にして、心がけています。
 どうぞ,メニューのなかでお知りになりたいことがあればなんなりとスタッフにお伺いください。私共のスタッフが誠意を持っておこたえいたします。
 私をふくめて、まだまだ至らない点は多いかと存じますが、できうる限りお客様に正直な仕事をしていきたいと思う今日このごろです。